オルツ上場詐欺 大和証券の主幹事責任

これからオルツ社に対して、株主代表訴訟及び経営陣だけでなく、主幹事大和証券に対する注意義務違反(FOI事件参照)が問われるであろう。


大和証券は、上場詐欺の原因をオルツ経営陣になすりつけようとしているが、審査段階から3期分も、循環取引による90%以上の粉飾・架空売上を見抜けないわけない。


当社の【不正取引の疑義】が発覚した後、大和証券の担当「福山」は、当社の代表道下と大学時代の友人で、不正調査し、大和証券としてのIPO審査の影響について、報告しろと要請したら、この対応。


オルツ事件でも、不正に気づかないはずがない。敢えて見逃して、東証と一般投資家に損害を与えたことは確実だろう。


大和証券は、市場の公益性を無視し、東証と個人投資家を守る気など毛頭ない。新規上場審査の引受幹事業務から永久追放すべき、証券会社である。このような証券会社を主幹事候補にさせている事自体が、高い公益性のある証券市場にとってリスク以外何者でもない。証券取引等監視委員会と東証は、大和証券を徹底的に調査すべきである。


FOI事件では、最高裁は、みずほ証券の高度な注意義務違反を認定した。主幹事大和証券も同様である。